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皮膚病辞典「な行」|皮膚科診療

皮膚病辞典「な行」

日光性皮膚炎

日光性皮膚炎は日光(紫外線)に長時間さらされることにより皮膚炎を発症することをいいます。
紫外線は種類によって皮膚の深い箇所まで到達します。皮膚の表皮や真皮への影響によって皮膚の老化や炎症が起きていきます。

乳頭腫症

皮膚乳頭腫は、皮膚にできる良性の腫瘍(できもの)などのことです。進行すると結果としてカリフラワー状になります。
ほとんどの原因は、DNAウイルスであるパポバウイルスにより引き起こされることが多いと言われています。

猫の座瘡

猫の座瘡は口唇や下あごに黒いぶつぶつした汚れのようなものがみられる、人のニキビのような皮膚疾患です。
ネコちゃんに比較的よくみられます。毛穴に皮膚の分泌物や汚れが詰まってしまうことが多くの原因となります。

猫の毛包虫症

猫の毛包虫症は、ニキビダニ属のダニが皮膚で増加することによって起こる寄生虫性の皮膚病です。
局所的な症状や、全身的な症状の場合もあります。脱毛や、紅斑、色素沈着などがみられます。

猫形質細胞性足皮膚炎

猫形質細胞性足皮膚炎は、肉球が柔らかく腫れ、スポンジのようになります。
症状が出ないまま、自然に治ることもありますが、進行して肉球に潰瘍ができると出血などをともなって足を引きずることもあります。

猫好酸球性肉芽腫症候群

猫ちゃんの背中、内股、足の裏の肉球、唇などにブツブツとしたできものが繰り返しできる病気です。
見た目などで、無痛性潰瘍、好酸球性プラーク(好酸球性局面)、好酸球性肉芽腫などの種類があります。

猫皮膚ヘルペスおよび皮膚カリシウイルス感染症

猫皮膚ヘルペスおよび皮膚カリシウイルス感染症はそれぞれ、猫ヘルペスウイルスと猫カリシウイルスによって引き起こされる感染症のことをいいます。
特に目の周りにできることが多いといえます。他の猫クラミジア菌、ボルデテラ菌、マイコプラズマなどと一緒に感染することもあり、様々な病気を引き起こすこともあります。

膿痂疹

膿痂疹は若齢犬の毛がない皮膚に発症する皮膚病です。特に2~9か月頃の仔犬の腹部にみられます。
全身的な感染や痒みの症状などはあまりみられません。

ノカルジア症

ノカルジア症は、ノカルジアという細菌によって引き起こされる、化膿性肉芽腫性感染症です。
皮膚への感染は傷口から細菌が入ることによっておこります。

ノミアレルギー性皮膚炎

ノミが皮膚を咬むことにより発症する皮膚炎です。ノミの唾液中の成分が原因と言われています。
即時型と遅延型の2種類があると言われています。痒みを伴う症状が多いです。

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